インフレについて

2022.08.17



皆さんこんにちは!

今回は、インフレについてお話しさせて頂きたいと思います。


インフレとはインフレーションの略で、モノやサービスの価格が継続して上昇することを指します。

物価が上昇するインフレに対し、物価が継続的に下落する状態がデフレです。

コロナ禍において世界的にインフレが懸念される中、長くデフレの状態にあった日本にも物価上昇の傾向があります。


インフレでは、人々が求める量に対し商品の量が少なくなることで、モノの値段が上がりお金の価値が下がります。

例えば、100円のパンが110円に値上がりした場合、同じパンでもより多くのお金を支払わなければ購入出来ないということになります。

商品の中身は変わらないにもかかわらず必要なお金が増えるため、インフレ下ではお金の価値が目減りするのです。


また、インフレには「良いインフレ」と「悪いインフレ」があります。

良いインフレとは、需要に起因して値段が上昇する場合の事です。

つまり、賃金の上昇や経済成長など、全体的に消費者の需要が活発になった状態で物価が上昇する状況のことです。

企業業績が良いため、従業員の給料も上がる傾向があり、消費活動が活発になる好循環が生まれます。


一方、悪いインフレとは、費用の増加に起因して値段が上昇する場合の事です。

つまり、物流や原材料などコストが上がり続けることで物価は上がっても、経済成長や賃金の上昇(消費者の需要)が伴わない状態です。

悪いインフレを指し示す言葉として、「ハイパーインフレーション」と言う言葉があります。

ハイパーインフレとは短い期間に物価が急激に上がることで、戦後などに良く見られます。


いかがでしたでしょうか。

次回は、インフレ対策についてご紹介させて頂きたいと思います。

本日も最後までご覧いただきまして有難うございました。


引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

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