週休3日制のメリット・デメリット

2022.07.29



皆さんこんにちは!

今回は、前回お話しさせて頂いた週休3日制について、メリット・デメリットをご紹介させて頂きたいと思います。


まず、メリットについてです。

○優秀な人材にアピールできる

週休3日制の導入は増加傾向にありますが、実際に活用している企業はまだまだ少ないのが現状です。

しかし、会社のアピール材料としては非常に重要です。

ワークライフバランスを重視している、介護・育児と仕事の両立などで週5日フルタイムでの勤務が難しい人材にもアプローチが可能になります。

結果として、求職者の増加や優秀な人材の確保も期待できるのです。


○コストを削減できる

週休3日制にすると単純に従業員の出勤日数は減るため、オフィスや工場などの光熱費が削減できます。

また、残業時間や総労働時間の削減につながれば人件費も削減出来ます。


○メリハリの効いた働き方と生産性の向上

労働日数を減らすとはいえ、企業としての生産量をそのまま落とすわけにはいきません。

企業としては、少なくなった労働日数のなかで、いかに事業の維持拡大を図るか工夫を迫られることとなるでしょう。

たとえば、ICTツールの導入や業務の見える化などがあげられるでしょう。

そうすることで、「働くときはしっかり働き、休日はしっかり休む」といったメリハリのある理想的な働き方が実現できるようになります。


次に、デメリットについては以下の通りです。

○社内コミュニケーションが減る

勤務日数が減ることにより、従業員同士のコミュニケーションの機会が減ります。

コミュニケーションの機会の減少により、業務の円滑な遂行に支障が生じる可能性があります。


○ビジネス機会損失のリスクがある
自社で週休3日制を導入したとしても、取引先まで同様とは限りません。

週休2日制で稼働する取引先からコンタクトがあっても、週休3日制で担当者が休みだと機会損失を生むリスクがあります。

そうした事態の防止のために担当者が不在でもカバーできる体制作りが必要であり、企業によっては負担に感じてしまうかもしれません。

いかがでしたでしょうか。

週休3日制は、ワークライフバランスや長時間労働の是正などで労働者の働きやすさの実現に近づく制度です。

しかし、導入に際して企業には従来の労働形態からの変化にともなう対応が求められるため、難しい面もあるようです。

目的や対象を明確にし、デメリットをどうフォローするかなど検討すべき項目を整理することで、週休3日制の導入を検討されてみるのも良いかもしれません。


本日も最後までご覧いただきまして有難うございました。


引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

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