資産運用におけるリスク

2022.07.22



皆さんこんにちは!

今回は、資産運用におけるリスクというテーマでお話しさせて頂きたいと思います。


資産運用に必ず関わってくるのが「リスクとリターン」です。

高いリターンを期待できる運用はおのずとリスクも高く、逆にリスクが低い運用では低いリターンしか望めないのです。

世の中に低いリスクで高いリターンを見込める運用は存在しません。

そして、資産運用におけるリスクとは、単純に「危険」といった意味合いではなく、期待通りの収益が得られることに対する不確実性について表現したものです。

つまり、「リターンが高い=リスクが高い=大きな利益を得られる可能性がある一方で、大きな損失が発生する可能性も高い」ということを意味しています。

要するにリスクとはリターンのブレで、プラスに向かえば収益となって、マイナスに動けば損失となります。

そして、資産運用ではさまざまなタイプのリスクが関わってきます。


○価格変動リスク

株式や債券をはじめとする金融市場はさまざまな要因によって日々変動し、それらに投資する投資信託などの運用実績に影響が及びます。想定外の動きだった場合には、期待通りのリターンが得られない可能性もあります。

○信用リスク

株式や債券などを発行している企業や国、地方自治体、政府関係機関などの財政に関するリスクのことです。財政が悪化すれば元本や利息、配当が支払われない恐れが出てくるため、株価や債券価格の下落を引き起こしがちです。

○金利変動リスク

金利の変化が債券価格に影響を及ぼすリスクのことです。金利が上昇すると債券価格は値下がりし、逆に低下すると債券価格は値上がりします。こうした動きは、債券を投資対象とする投資信託の運用にも影響を及ぼします。

○為替変動リスク

海外の株式や債券で運用する金融商品に関わってくるリスクです。これらの金融商品はいったん外貨に替えて投資しているため、為替相場で円高が進むと、円に戻した場合の価値が低下します。逆に円安になると、価値が上昇します。

○カントリーリスク

個々の国々に関する信用リスクのことで、海外の株式や債券などで運用している金融商品に影響を与えます。一般的に先進国は低く、新興国は高い傾向があります。政治経済の動向や社会情勢によっても、変化が生じます。


また、定期預金であればノーリスクというわけではありません。

長期で運用する場合、将来の貨幣価値の減少=いわゆるインフレリスクについても、頭に置いておく必要があります。

預金はインフレリスクに弱い資産であるため、商品やサービスの値上がりにも実は注意する必要があります。


いかがでしたでしょうか。

次回は、リスクを抑える投資方法についてご紹介させて頂きたいと思います。


本日も最後までご覧いただきまして有難うございました。


引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

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